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オーバーホールは絶対に必要なの?

みなさまこんにちは
今日はオーバーホールの必要性についてお話したいと思います。

 

どうして必要なの?

 

 

 

時計の中を開けて見られたことはございますか?

 

 

見られたことのある方ならお分かりですが、

時計の中は小さな金属部品だけです。

 

 

 

部品のほとんど・もしくは全部が「金属」なので、

使っているうちに錆びる・磨耗する・磁気を帯びる

といったことがあるわけです。

 

 

 

例えば、ドアや自転車のチェーンなど、

年が経つ・使っていくうちに「ギー!」という

変な音が鳴るようになってきませんか?

 

 

 

これは錆びたり油切れしたりしているサインです。

そんなときは油を差したり、錆びを落としたり、

その部分の潤滑を良くすることが必要になりますよね。

 

 

 

時計とは部品の大きさも役割も違うので

「ギー!」という音も聞こえませんし

まったく同じというわけではありませんが、

時計にもそれと同じことが起こるわけです。

 

 

 

そういうわけで定期的に、時計の中に入ったほこりやゴミ、

錆びが出ていないかのチェック、

油の差し替えなどが必要になってくるのです。

 

 

 

 

オーバーホールを受ける頻度は?

 

3年~5年の間で受けてもらうのが良いとされています。

 

 

 

なぜ絶対3年に一度というふうに決まっていないのか?

 

 

 

それは作られた年式や型、

時計自体の持つ能力・素材、

保管される場所や使われ方も違います。

 

 

 

そういった違いから劣化する速度も変わってくるので、

車検のように必ず「何年」と決まっているわけではないのです。

 

 

 

オーバーホールを受けないとどうなるの?

金属部品なので長い目で見ると、

油切れを起こし部品が磨耗します。

 

ただ部品が使えなくなるほど磨耗するかというと、

さすがにそこまでの状態になる前に

正しい時間を指さなくなり動かなくなります。

動かなくなった時計をそのまま放置・・・

なんてこともよくありますよね。

 

ですが、オーバーホールを受けずに放置しておけば、

錆びが原因で部品や機械自体が

使い物にならなくなることも良くあります。

異常を感じた場合は早めに時計店に相談してください。

ーバーホールにかかる期間は?

 

だいたい1ヶ月ぐらいです。

 

分解・洗浄・乾燥・注油・組み立てなどの工程があり、

それが終わっても姿勢差による時差の確認・再調整など、

「直してから1日置いてみる」など、

すぐに調整ができない・時間のかかる工程があります。

 

他にも修理をしている時計があったり、順番もありますので、

ある程度このぐらいの時間はかかってしまいます。

 

オーバーホール後に問題が見つかったら?

 

オーバーホールの際には、必ず動作や

誤差の確認などもした上で納品いたしますが、

オーバーホール時にはわからなかった

部品のへたりなどでも問題は起こります。

 

通常はお店で半年や1年間などの保証がされていますので、

早めに連絡をして再度調整をしてもらいましょう。

当店では1年間の保証をさせていただいております

 

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