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症状別診断 ~時計が進む~

 

クオーツ編

いつも正確なのに突然大きく進んだ

リューズが引き出され、回ってしまったために進んだと考えられます。

時刻を修正してお使いください。

衣服や袋の紐がリューズに引っ掛かり、誤ってリューズが

引き出されることがあります。

時刻を修正し、リューズを押し込んでください。

時計の不具合ではないので修理は不要ですが、

リューズが抜けたり曲がったりした場合は、修理が必要です。

 

 

月差モデル:1日1秒程度の進みが起こる

 

温度変化や急激な使用環境の変化により、

短時間での誤差が大きくなる場合がありますが、

精度の不具合ではないと考えられます。

クオーツ時計は 23~24℃ほどの環境で

最も「進み」が大きく出る傾向があります。

穏やかな気候の時期に進みがちになります。

 

年差モデル:1ヶ月1秒程度の進みが起こる

温度変化や急激な使用環境の変化により、

短時間での誤差が大きくなる場合がありますが、

精度の不具合ではないと考えられます。

クオーツ時計は 23~24℃ほどの環境で、

最も「進み」が大きく出る傾向があります。

穏やかな気候の時期に進みがちになります。

 

精度は一定期間の合計の誤差をあらわしています。

月差モデルであれば 1ヶ月間、年差モデルであれば

少なくとも3~4ヶ月間くらい携帯して平均値を確認することが大切です。

 

進みが大きく、継続的に起こる

時計内部に不具合が発生していることが考えられます。

水分の浸入、油の劣化、歯車部の磨耗、経年劣化により、

精度を作り出す回路や歯車部、針を動かすモーターに不

具合が発生していることが考えられますので、

分解掃除(オーバーホール)をご依頼ください

 

 

 

手巻き・自動巻き編

 

(ぴったり合わないという程度の)進みが小さいが起こる

 

機械式時計はクオーツ時計としくみがまったく異なり、

1日に数秒から機種によっては1分程度の進みが生じます。

適正な使用環境での精度基準内の誤差は正常となります。

電気的な制御に頼らない機械式時計の味わいをお楽しみください。

 

同じ機械式時計であっても、ご使用になる条件

(携帯時間、温度、腕の動き、巻き上げ量、

置かれている時の向きなど)によって微妙に影響を受け、

誤差は一定ではありません。また、取扱説明書に記載されている

精度はごく一般的な使用を想定して設定されたもので、

ご使用になる条件によっては精度の範囲を超える場合があります。

機械式時計の日差は、1日だけで判断せず少なくとも

1週間から10日程度の平均値を確認することが大切です。

※強い衝撃等で「テンプ」が正しく動作できなくなった

場合には修理が必要です

 

腕につけず置いておいたら進みが起こった

時計は腕につけて使用することを想定しています。

置いたままだったので、進みが発生したと考えられます。

できる限り腕につけて使用し、置いておく時もいつも同じ向きに

ならないようにご注意ください。機械式時計は、置いておく向き

(姿勢差)や巻き上げ量の影響を受けて精度が変化します。

 

激しい運動をしたら/時計をぶつけたら進みが起こった

械式時計はぜんまいの力を動力に、「テンプ」という部品が

規則正しい回転運動をすることで正確な時を刻んでいます。

激しい振動が「テンプ」の回転運動に影響を及ぼすと、進みが

発生していると考えられますので、

分解掃除(オーバーホール)をご依頼ください。

 

激しい運動の際は、

時計をはずすことをおすすめします。

 

いつも正確なのに突然大きく進んだ

リューズが引き出され、回ってしまったために進んだと考えられます。

時刻を修正してお使いください。衣服や袋の紐がリューズに

引っ掛かり、誤ってリューズが引き出されることがあります。

時刻を修正し、リューズを押し込んでください。

 

時計の不具合ではないので修理は不要ですが、

リューズが抜けたり曲がったりした場合は、修理が必要です。

 

進みが大きく、継続的に起こる

械式時計はぜんまいの力を動力に、「テンプ」という部品が

規則正しい回転運動をすることで正確な時を刻んでいます。

この「テンプ」の動きが衝撃等により変化したり、水分の浸入、

油の劣化、部品の磨耗が起こったりして、進みが発生していると

考えられますので分解掃除(オーバーホール)をご依頼ください。

 

置き方等に気をつけているが進みが起こる

械式時計はぜんまいの力を動力に、「テンプ」という部品

が規則正しい回転運動をすることで正確な時を刻んでいます。

この「テンプ」の動きが衝撃等により変化したり、水分の浸入、

油の劣化、部品の磨耗が起こったりして、進みが発生していると

考えられますので、分解掃除(オーバーホール)をご依頼ください。

 

分解掃除(オーバーホール)を依頼して、時計内部を洗浄、

劣化した部品を交換・調整および注油することで、

正常な状態に戻すことができます。水分の浸入が原因の場合、

文字板や針などの外装部品(機械体以外の部品)の

交換が必要な場合があります。

 

 

ホームページは、こちら→https://www.mandk-watch.com/mandk/

 

 

 

〒640-8314和歌山県和歌山市神前177番1号

 

 

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TEL:073-499-5715 FAX:073-499-5716

 

 

 

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